藤本えつしの決意

まちの「声」に心が突き動かされました。

「市民を置きざりにして、なにやっとるん」
「やられたらやり返すみたいで、恥ずかしい」
「今のままじゃ、いけんよーね」
そんな、まちの声に私の心は突き動かされました。

私たち市民を置きざりにした市政の混乱は、誰のための市政なのか、市民には見えてきません。
いま、市民の暮らしは、コロナ禍で痛手を負い、さらに物価高に直撃され、何とか耐えながら
「いま、ここ」での暮らしをしのいでいます。そして、全国どの市町村も人口減や財政難など
行政課題は山積みです。市政が混乱している暇はありません。
山積みの行政課題を解決していくには、馴れあいや独善を捨て、寛容さと敬意で意見の違いを
「まとめる」政治力が必要です。そして市民と共に課題に取り組まなければ解決できません。
政治は「情」と「理」で行われるものです。「理」だけで心のない政治では「誰のため」の
政治なのかを見失うからです。とりわけ市政は、常に市民の暮らしに心をおく政治でなければいけません。
私がつくりたいまちは、誰も置きざりにしない「あったかいまち」です。子育てから介護まで、
市民の「困った」や「しんどい」をくみとり、きめ細かい制度と仕組みによって住民と行政が「だいじょぶ」でつながったまちです。

まちの声は、ギスギスした市政を「なんとかしてほしい」という願いの声でした。
この声こそ、まちの希望と力です。希望の声を束ね、私たち一人ひとりのふるさとを守ります。